
理髪店で喉を切られる男性客、
薬局で出血し助けを求める14歳の女の子
彼女の日記を読んだ看護婦は絡み合う
事件に巻き込まれていく。
評価:★★★★★(甘めですが)
【あらすじ(goo映画「イースタン・プロミス」より)】
病院で働くアンナの下に、一人の少女が運び込まれる。
意識を失くした少女は、女の子を産み落とし、息を引き取る。
バッグに入っていた手帳にはロシア語で日記らしいものが
書かれており、少女がロシア人であることが分かる。手術に
立ち会ったアンナは、少女の身元を確認するため、ロシア料理
レストランのオーナーに相談すると、自分が日記の翻訳を
しようと申し出る。しかし、その後、謎のロシア人、ニコライが
アンナに近付き始め…。
【コメント「イースタン・プロミス」】
観終わるとバイオレンス映画の最高レベルにあると確信しました。
ヴィゴ・モーテンセンの渋い演技が魅力的であるのはもちろん、
複雑な人間関係を慎重に描いた監督の心境が伝わってきそうな
作品です。バイオレンス映画にもかかわらず、派手なシーンを
極力使わず淡々とストーリーを魅せていく手法にも好感が持てます。(ここは個人的な好みの問題ですが)
最後のサウナでの格闘シーンがこの映画の山場ですが、あの状態
で戦うニコライがいかに有能な人物であるのかということを象徴
していると思いました。それは彼の真の姿が物語っているし、
彼を殺そうとしたボスは彼の秘めたその有能さに恐れたのでは
ないかという気がしました。
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